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  3. チラシや店頭ツールを生活者の視点で可視化。デザインの知見とEX感性の分析を組み合わせ、成果につながる提案を実現!
導入事例インタビュー株式会社 平賀 様
浦谷勝一さん
コニカミノルタ株式会社広島大学 客員教授浦谷 勝一氏
竹原康太さん
株式会社 平賀竹原 康太氏

“売れるデザイン”を感覚で評価するのは、リスクでしかない。平賀様がEX感性で実践する販促改善のリアル。

チラシや店頭ツールなどの販促物を、生活者の視点で可視化。平賀様が培ってきたデザインの知見にEX感性の分析を組み合わせ、クライアントの成果につながる提案へ活用している事例をご紹介します。

売れるデザイン研究所を詳しく見る

平賀様が小売業に特化した販促支援の一環として提供するサービス「売れるデザイン研究所」。EX感性を活用し、課題の分析から売上向上のための改善提案まで包括的にサポートしています。

この記事でわかること

  • 平賀様がEX感性の活用に至った背景
  • 折込チラシ・店頭ツールなど販促物での活用シーン
  • 現場の知見と分析データを掛け合わせる、平賀様ならではの提案
01

平賀様がクライアントから聞いていた課題

  • 社内の声を反映すると、チラシに掲載する商品がどんどん増えていくが、視認性を犠牲にしていないか不安。
  • 注目させたい商品や訴求ポイントが、狙い通りにお客様に見られているか疑問。
  • 自分の好みでデザインを選んでしまっているが、上司を説得できる客観的な根拠がない。
02

導入のきっかけ

“売れるデザイン”を、説明できる提案に変えるために

生活者の視線や印象を可視化し、改善提案の根拠を客観的に示すためにEX感性を活用。分析結果を提案資料(クリエイティブ改善などの各施策)に組み込むことで、クライアントへのプレゼンはもちろん、その先のクライアント社内の説得材料として活用されています。

竹原康太さんと浦谷勝一さんの取材カット
03

平賀様の強み

マーケットインを起点に、包括的な支援で成果につなげる。

平賀様は、SPX(Sales Promotion transformation)という独自の価値創出サイクルを運用し、クライアントの課題整理から解決策の立案、実行、検証、改善まで一連の販促戦略をサポートしています。その価値創出サイクルの中で、EX感性による分析は、生活者の視点や反応を客観的に知るための重要なツールとなっています。

SPXサイクル

SPXサイクル
04

EX感性の活用プロセス

販促改善を支援する平賀様独自の業務フロー。

1

課題の抽出

EX感性の各種分析機能を利用し、現状のチラシや店頭ツールなどの販促物を評価。改善検討ポイントを抽出します。

2

改善の方向性を策定

平賀社内で打合せを行い、具体的な改善策についてディスカッション。提案の方向性を決定します。

3

クライアントへの提案

「抽出された課題」「解決のためのデザイン案」「アウトプットに至った根拠」を提案書にまとめ、理解・認知の目線合わせを図ります。

ヒートマップの見方赤に近いほど注目性が高く、青に近いほど低い傾向を示します。

画像上でマウスを動かすと、丸い窓の中で分析結果を確認できます。

05

成果と効果

提案の理由が伝わり、社内の合意形成を支援

提案の納得感客観的な根拠で説明
提案通過・受注への寄与社内共有・合意形成を支援
クライアント満足度分かりやすさと説得力が向上
制作・修正の方向性論点が明確に
06

今後の展望

データとクリエイティブの力で、もっともっと“売れる販促”に

今後は、現在活用しているチラシや店頭販促物、売場演出、什器、Web販促に加え、プライベートブランドの商品パッケージにも活用を広げていきます。分析データと現場知見を媒体や業界ごとに蓄積し、課題の発見から改善、制作、検証までをつなぐことで、成果につながる販促支援を追求していきます。

07

対談インタビュー

現場のデザイン知見と分析データを、成果につながる提案へ

INTERVIEW / 竹原さん × 浦谷さん

「売れるデザイン」を、経験とデータの両面から考える。株式会社平賀で販促物の企画・制作に携わる竹原さんと、コニカミノルタ株式会社・広島大学客員教授の浦谷さんに、導入前の課題から実際の使い方、提案の変化、今後の展望までを伺いました。

竹原康太さんと浦谷勝一さんの対談風景
浦谷勝一さん
コニカミノルタ株式会社

浦谷 勝一さん

広島大学
客員教授

竹原康太さん
株式会社平賀

竹原 康太さん

営業戦略本部 マーケティング部 クリエイティブ課
アートディレクター/グラフィックデザイナー

01

デザイン評価の難しさ

経験による判断を、クライアントと共有できる根拠へ

インタビュアー

デザインを評価し、クライアントに提案する際、どのような難しさがありましたか?

平賀竹原 康太さん

難しかったのは、デザインの良し悪しをクライアントと共有できる形で説明することでした。私たちは経験からその優劣を判断できますが、「こちらの方が目立ちます」だけでは好みの話になってしまいます。社内外で意見が分かれたときに、共通の判断軸となる根拠が必要だと感じていました。

竹原康太さん
浦谷勝一さん
EX感性浦谷 勝一さん

今お話にあった「共有できる根拠」が大事なんです。私は、EX感性がデザイナーの経験を置き換えるものだとは考えていません。タイトルや商品、価格がどの順番で見られるのかを可視化して、「どちらが好きか」ではなく「誰に何を届けたいか」を一緒に話せるようにする。そこに価値があると思っています。

02

EX感性導入のきっかけ

情報量の多い販促物を、感覚だけに頼らず評価する

インタビュアー

EX感性を導入しようと思ったきっかけを教えてください。

平賀竹原 康太さん

きっかけは、情報量の多いチラシを客観的に評価したい、という相談でした。チラシは当初の計画より掲載商品が増えることが多いんです。情報を載せるほど読みにくくなっていないか、商品の価値がちゃんと伝わっているか。それを感覚だけで判断するのではなく、客観的に確認したいと考えました。そこで、視線の流れや印象を可視化できるEX感性を使ってみようと思いました。

竹原康太さん
浦谷勝一さん
EX感性浦谷 勝一さん

その「情報を載せても伝わるのか」を確かめるには、単に情報を減らせばいい、という話ではないんですよね。視線がどこに集まって、どこで分散しているのか。商品やコピーが埋もれていないか。そこを確認して、優先順位を整理できる状態にすることが、改善の第一歩だと考えています。

03

実際の活用場面

チラシから売場、Webまで、改善案を比較・検証

インタビュアー

現在は、どのような販促物や場面で活用していますか?

平賀竹原 康太さん

チラシだけではなく、店頭の販促物や什器、Webでも使っています。たとえば、競合と比較したり、改善案をつくった後にもう一度見直したりして、タイトルやコピー、価格、注目商品への視線の流れが狙い通りかを確認しています。

竹原康太さん
浦谷勝一さん
EX感性浦谷 勝一さん

今挙げていただいたように、媒体が変われば、見る状況も変わります。ヒートマップでは注目や視線の流れを見て、印象分析では親しみや信頼感、高級感などを見る。比較して、直して、もう一度確かめるところまで一つの流れにできるのが、EX感性の良さだと思います。

04

提案と合意形成の変化

改善の理由を説明し、社内でも共有できる提案へ

インタビュアー

活用によって、提案の伝わり方や合意形成に変化はありましたか?

平賀竹原 康太さん

はい。以前より、「なぜこのデザインなのか」「なぜここを直すのか」を説明しやすくなりました。ヒートマップや数値を一緒に見ていただくと、クライアントからも「分かりやすい」と言ってもらえます。提案の意図が、クライアント社内にも伝わりやすくなったと感じています。

竹原康太さん
浦谷勝一さん
EX感性浦谷 勝一さん

「分かりやすい」と感じてもらえることは大切ですね。ヒートマップは専門知識がなくても直感的に見られるので、まず会話が始めやすいんです。データで答えを押し付けるのではなく、平賀様の提案とクライアントの課題をつなぐ共通言語として使ってもらうのがよいと思います。

05

データと現場知見の掛け合わせ

分析結果を読む力が、改善の質を高める

インタビュアー

分析データと、現場で培ってきた経験や知見をどのように組み合わせていますか?

平賀竹原 康太さん

分析結果だけで判断するのではなく、現場の知見と合わせて検証、ジャッジすることを大事にしています。たとえば同じ「目立たせたい」でも、安さを伝えるのか、高級感を伝えるのかで表現は変わります。数字だけを見て直すのではなく、分析結果をどう読み、どの改善案に落とし込むか。そこには、私たちが現場で積み重ねてきた知見が必要です。

竹原康太さん
浦谷勝一さん
EX感性浦谷 勝一さん

竹原さんのお話のように、結果をどう読むか、どう改善につなげるかが大切です。私は、EX感性は正解を自動で出す道具ではなく、方向を確かめるコンパスだと思っています。平賀様が仮説を立て、EX感性で確かめ、現場の知見で直して、もう一度見る。この往復があるからこそ、実行できる提案につながるのです。

06

今後広げたい販促支援

顧客接点を横断し、成果につながるデザインへ

インタビュアー

今後、販促支援をどのように広げていきたいですか?

平賀竹原 康太さん

今後はプライベートブランドの商品パッケージやブランディングの分野にも活用を広げていきたいですね。事例を積み重ねながら媒体ごとの知見を深め、「なんとなく良い」ではなく、成果につながるデザイン提案を強化していきたいと思っています。

竹原康太さん
浦谷勝一さん
EX感性浦谷 勝一さん

そのように媒体をまたいで支援を広げる視点は、大事だと思います。お客様から見ると、Web、チラシ、店頭販促物、パッケージは別々ではなく、一つにつながった体験です。平賀様の知見とデータを蓄積し、課題の発見から改善、制作、検証までつなげることで、より一貫した販促支援に広げられると考えています。

本対談は、取材時の発言をもとに、意味を変えない範囲で質問や構成を整え、重複や言いよどみを整理して掲載しています。

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